乳幼児期に起こる視覚異常の症状
重症眼疾患を早期に発見するためには、視覚の異常を疑うサインに周囲が気づくかどうかが非常に大事です。
視覚の異常が疑われたら、早急に眼科で専門的な評価を受ける必要があります。
新生児期や乳児期から視覚に目を向けて、以下の症状には特に注意を払ってください。
1. 新生児期~家族歴がある場合には、生後1か月以内に眼科を受診してください
<家族歴> 小児期や若年期に起こった眼疾患または眼疾患を合併する全身疾患
先天白内障、緑内障、網膜芽細胞腫、網膜剥離、網膜色素変性症、網膜分離症、
先天無虹彩、前眼部形成異常、小眼球、コロボーマ、視神経萎縮など
全身疾患→視覚難病のリストを参照してください
2. 新生児期~左右眼とも注意深く観察してください
<注意する症状>
- 白色瞳孔(目の奥が白い)
- 猫眼(目の奥が光る)
- 羞明(光をまぶしがる)
- 流涙や充血がある
- 角膜混濁(黒目が濁っている)
- 眼球や角膜の左右差(眼球や黒目の大きさが大きい、小さい、左右差がある)
- 眼瞼の異常(まぶたの開きが悪い、左右差がある、まぶたがけいれんする)
- 瞳孔の形の異常(瞳の形がおかしい、左右差がある)
- 瞳孔領白濁(瞳の中が白く見える)
3. 乳児期~気になる症状がありませんか?
<注意する症状>
- 瞳が白くみえたり、光ってみえることはないですか
- 目の大きさや形がおかしいと思ったことがありますか
- 視線が合いますか
- 動くものを目で追いますか
- 目がゆれることはないですか
- 目つきや目の動きがおかしいと思ったことがありますか
- 極端にまぶしがることはないですか
- 片目を隠すと嫌がりませんか
